＜米国＞イラン追加制裁草案、安保理提示　ブラジルなど反発
　【ニューヨーク山科武司、草野和彦】１８日開かれた国連安全保障理事会非公式会合で、核開発を続けるイランに対する追加制裁決議案草案が米国により配布された。毎日新聞が入手した草案は、アフマディネジャド・イラン大統領の出身母体で権力基盤となっている革命防衛隊の資産凍結や関係者の渡航禁止のほか、公海上での貨物検査などを求めている。採択されれば対イラン制裁決議は４度目だが、ブラジルなど非常任理事国が反発しており、採択は難航が予想される。 　国連本部で開かれている核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議では、合意文書の全会一致での採択を目指してイランを含めた各国の協議が行われており、「悪い影響」（欧州外交官）を懸念する声も出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100519-00000044-mai-int